家族葬コラム

家族葬のひびきが葬儀マナーから雑学、豆知識、葬儀に関する疑問の解決策まで様々な内容をお届けします。

作成日2018.10.19

カテゴリー家族葬

家族葬での供花やお供えの取り扱い

家族葬が選ばれる理由の一つに、ご遺族や会葬者に金銭的・時間的負担をかけたくないという故人の思いがあります。
そのため家族葬では、供花やお供え物を辞退される場合があります。
喪家から参列の招待をされていない場合は供花を贈らないようにしましょう。

特に供花をお通夜・お葬式の際にしてしまうと、喪家は香典返しをしなければなりません。
そういった喪家の負担を軽減する意味でもお通夜・お葬式での供花は控えましょう。

供花の断り方

喪家が供花をお断りしたい場合、電話でどのような話をしてお断りすればいいのかわからない時の参考にしてください。

訃報を電話で伝える例

「本日母が亡くなりました。
誠に勝手ながら、生前の母に希望により、葬儀は近親者と親しいもののみで執り行います。故人の遺志により、ご供花・供物等もすべてご辞退申し上げます。」

参列者への供花の断り方

家族葬へ参列をお願いする方にも、供花をお断りしたい場合は、最初から伝えておきます。
親族を含め、参列の方全員に対して供花をお断りしていることも、供花を辞退する意向をより明らかにできるでしょう。

「故人の遺志により、葬儀は近親者と近しい方のみで家族葬を行います。〇〇さんにはぜひご参列いただきたく、ご連絡いたしました。」
「なお、内輪での葬儀でございますので、皆様からご供花・ご供物は一切頂かないことにしております。〇〇さんにおかれましても、そのようなお気遣いはなさいませんよう、よろしくお願いします。」

家族葬において供花を贈る場合は、必ず確認をする。

家族葬では供花を一切お断りされているという場合があります。
供花を受け取ってもらえるか喪家の親戚や葬儀会社にできるだけ確認するようにします。

相談なしに供花の持参があった場合、喪家もお断りすることができません。
例外として供花を受け取ってしまうと、他の会葬の準備でも必要ではないかと迷い、混乱の原因となってしまいます。
確認が取れない時は、供花をお通夜・お葬式に持参するのは控えましょう。

家族葬における供花の贈り方

供花を用意するタイミング(参列者)

家族葬に参列する方が供花を贈る場合、供花を用意するタイミングはお通夜前が最適です。
お通夜前から葬儀後まで故人のそばにずっとお花が供えられます。間に合わなければ、お葬式開始前までには供花を準備します。

お葬式後に供花を贈るタイミング(参列者外)

お葬式から一週間過ぎてからが、お葬儀後に供花を贈るのに良いタイミングです。
お葬式に参列できなかった方、家族葬のため弔問等を見合わせた方は、このタイミングでお花を贈りましょう。

ご遺族の都合に合わせて、ご自宅までお花を持参される場合は、必ずご遺族の時間に合わせ伺うようにしましょう。

お葬式が過ぎた後もご遺族が、葬儀終了の挨拶状などに「供花・供物などをお断りします」と記載される場合があります。
この場合はお葬式後であっても、供花をお贈りすることは控えたほうが良いです。

用意する供花の種類

上記の記したように、お葬式終了後、一週間過ぎてからが供花を贈るのによいタイミングです。
その時期はご遺族の忙しさが落ち着く時期でもあり、お葬式から生けられていたお花がちょうど枯れてしまう時期です。

贈る供花は、祭壇や祭壇周辺に置きやすいものを選びましょう。
白の胡蝶蘭などの鉢花も、キリスト教・仏教問わず供花としてよく好まれます。

キリスト教の場合の供花

故人がキリスト教であれば四十九日が過ぎるまでは、白色中心で、差し色程度に淡い色のお花を使った洋花のアレンジフラワーが一般的です。
キリスト教にはカーネーションなどがよく使われます。

仏教の場合の供花

故人が仏教徒であれば、菊や百合を使ったの花束や、アレンジフラワーが良いでしょう。
仏教の場合も、お花の色は白中心が好まれ、その他黄色や紫など落ち着いた色合いが良いでしょう。

供花の費用相場

  • アレンジフラワーや花束 5,000円〜20,000円
  • 鉢花 10,000円前後〜
  • スタンドフラワー 1基 10,000~15,000円/2基 20,000~30,000円

故人との付き合いの深さなどにより、ご紹介した金額相場内で予算を組まれると良いでしょう。

供花の手配方法

花屋、インターネットでご自身で供花を選ばれると、予算・花の種類・花の形態(花束やアレンジフラワーなど)を選択しますが、葬儀会社の用意している供花を注文する場合は、供花の大きさや値段、色合いなどすべて決めてあるのでその中から選びます。

 

 

家族葬に供花をお贈りする場合(葬儀前)

注文前に葬儀会場・会館に供花の持ち込みが良いかどうかの確認を必ずしましょう。
葬儀会場・会館によっては、指定のお花屋さんや、葬儀会社の花部門からしか供花を受け付けていません。

指定のお花屋さんや、葬儀会社の供花のみの受付であれば、葬儀会場や葬儀会社に喪家名・注文者名・支払い方法を伝えて供花を注文します。
特に注文者・支払い方法を明確にしておかないと、喪家に供花代を請求されるトラブルも起こり得ますので、注意が必要です。

もし、それ以外の外部のお花屋さんの供花も受け付けているようであれば、お花屋さんやインターネットで供花を注文できます。
インターネットでは、供花でも即日配達に対応しているオンラインショップもありますので、おすすめです。

葬儀後に供花をお贈りする場合(葬儀後)

お葬式後に供花をお贈りする場合、お花屋さんに注文する方法と、インターネットで注文する方法があります。

お花屋さんに注文すると、ご自身の目で供花を確認することができ、供花の大きさ・色合いなど細かい相談もお花屋さんにできます。
供花のお渡し方法ですが、お花屋さんに配達・配送を依頼するか、ご自身で供花を故人のご自宅まで持参する方法があります。

家族葬で供花・供物・香典をいただいた場合のお返し

家族葬で供花をいただいた場合のお返しとして、四十九日が過ぎた後に香典返しをします。
香典返しの品は、お香典や供物をいただいた方への返礼品と同じもので良いでしょう。

返礼品の金額は、お花のおおよその金額の半分から1/3程度です。

香典返しには会葬のお令状や挨拶状をつけるのが一般的です。

供花の金額相場については後ほどご説明しますが、供花は金額が正確にわかりにくいものです。
供花の金額相場は、5,000円~20,000円以内のことが多く、ほとんどの供花は10,000円前後と考えても良いでしょう。
このため、返礼品は5,000円くらいまでものを用意される方が多いです。