家族葬コラム

家族葬のひびきが葬儀マナーから雑学、豆知識、葬儀に関する疑問の解決策まで様々な内容をお届けします。

作成日2019.03.26

カテゴリー火葬式

火葬式におけるご遺体の安置

葬儀のどんな形式に限らず、葬儀・火葬を行うまでの時間、ご遺体をどこかに安置しておく必要があります。それは法律上で、「原則として、死体は、死後(もしくは死産後)24時間以内は火葬してはならない」という決まりがあるからです。
ここでは、近親者の方などが亡くなられたとき、ご遺体の安置する方法、注意点などをご紹介します。

安置場所を決める

火葬式は、亡くなられた場所から一度別の場所に遺体を安置し、火葬当日は故人を納棺、参列者がそれぞれお別れを済ませたら葬儀をせずに出棺するという流れになります。

逝去後

火葬式を行っている葬儀社へ連絡し、故人がお亡くなりになった場所が病院などの医療施設である場合には、まず葬儀社へ連絡をします。

お亡くなりになる場所は、大きく分けて「自宅」「病院」となり、ご遺体を安置するための場所へ葬儀社が搬送してくれます。
その間に、ご遺族の方は医師に「死亡診断書」の発行をして貰い、確実に受け取ってください。

自宅、病院以外の場所や状況で人が亡くなった場合には、検察による検査「検視(けんし)」が行われます。検察官やその代理人が医師の立ち合いのもとご遺体を検査して、身元や犯罪性の有無などを確認する手続きです。検視が行われた場合は、これらすべての結果が出て死亡検案書が発行されるまで、ご遺体は警察に預けられたままになります。すべての捜査が終わると連絡があり、すぐその場からご遺体を安置場所へお迎えにする必要があります。

遺体の安置方法

安置は、下記の3つから選ぶことになるでしょう。

・自宅安置
・斎場、葬儀社の専用安置室
・民間の遺体保管所

 

 

自宅安置

自宅で安置する場合には布団を敷き、その上にご遺体を寝かせ、ドライアイスなどで冷やしますが、これはご遺体の腐敗を防ぎ、火葬までの間ご遺体の状態を維持するためです。自宅安置は、故人・遺族にとって親しんだ場所で最後のお別れができる安置方法です。

自宅安置の注意点

自宅に十分なスペースがないと、高層階への移動、自宅から自宅へ、自宅から火葬場への搬送がすみやかな搬送が行なえません。
移動通路など棺が入る大きさかを確認しておき必要があります。その他、自宅でご遺体を安置する場合はドライアイスを使用して保冷しますが、時期により、ドライアイスが早く溶けてしまうことがあるので、冷房などの設備がある部屋であることも重要です。

斎場や葬儀社の専用安置室

斎場や葬儀会社にも、ご遺体を安置する施設があり、専用の安置室であれば火葬場への搬送などにもご遺体をほとんど移動させる必要がなく、負担は少なくなります。

斎場・葬儀社の安置室利用の注意点

安置室で安置をした後は、式の前夜に付き添い可能な部屋を用意してくれる場合がありますが、費用が別途かかります。
プランよって付き添いできない場合もあるので、事前に確認が必要です。

民間の遺体保管所

民間の遺体保管所は、火葬前の一時的な預かりであるため、通常は1~2日程度の利用となります。24時間営業の場合が多く、遺族がいつでも面会することができます。
しかし、亡くなった方に付き添うことはできません。また、冷蔵設備が整っていない保管所の場合は、自宅の場合と同じくドライアイスでの対応となります。スタッフが管理を行いますが、自宅安置と同様に、長期間の保存には適していません。

民間の保管所利用の注意点

上記の通り、民間の保管所は冷蔵設備が整っていない施設も多くあります。
火葬式プラン内でも、ドライアイスのみの保冷は「3日程度が目安」の場合が多く、火葬の予約日が3日以上かかる場合もあります。利用を考える際は一時的な保管所ということを含め、検討しましょう。

安置にかかる費用

安置場所によって費用が異なり、次の項目を考慮する必要があります。

  • ご遺体搬送料
  • 安置施設利用料
  • 遺体保存のための費用(ドライアイス約3日分など)
  • 安置料(3日間分)

火葬式は、安置だけでも火葬するためにはご遺体を寝台車で運んだり、棺に納めたりしなければいけません。法律上亡くなってから24時間は火葬ができませんから、その間安置するために必要な備品の費用も別途かかります。そして忘れがちですが、葬儀を執り行う葬儀社へ人件費や運営費などもかかります。

火葬式での安置する期間によって、ドライアイスなどの追加料金が発生する場合があります。そして、火葬式のプランの内容は各葬儀会社によって様々で、料金内でどこまで対応してもらえるのか、どんな時に追加料金が発生するのか、必ず事前予約をされた場合、葬儀の打ち合わせの時など葬儀会社に確認しましょう。

葬儀の内容確認、お見積りなどは事前準備を

必要最低限の内容で行うことができる火葬式。しかし、いざ葬儀となると安置の方法を選ぶ際にも様々な選択肢があり、それを葬儀の場面で判断することは難しいでしょう。火葬式であっても、より希望に沿った葬儀を希望されるなら、事前に必要な知識、準備をしておくことをお勧めします。

葬儀についてわからない点も含め、ぜひ葬儀会社にご相談ください。

火葬式のご相談については「家族葬のひびき」までご連絡ください