家族葬コラム

家族葬のひびきが葬儀マナーから雑学、豆知識、葬儀に関する疑問の解決策まで様々な内容をお届けします。

作成日2019.05.25

カテゴリー葬儀-葬式

通夜を行う葬儀について

「通夜」とは、告別式の前に弔問客を招いて1時間から2時間程度の短時間で行われる故人を弔う葬儀儀式ですが、「葬儀・告別式」とはそれぞれに意味があり、やるべき事も異なります。しかし近年では、通夜のみに参列する人が増えつつあります。どの場面においても、通夜を行う葬儀の内容や意味について、事前に基本知識として持っておけば、突然通夜へ参列する時に慌てることなく対応できるでしょう。
今回は「通夜」についての基礎知識と、参列する際の遺族側・参列者側がそれぞれ知っておくと役に立つ情報をご紹介します。

通夜の意味

通夜とは、遺族が夜通し棺の置かれた祭壇の灯りを消さずに、ご遺体を見守るという儀式です。医療技術などで死を確認することが難しかった時代に、通夜という儀式を通して、死者を一晩中監視し死亡確認したことから始まったともいわれています。
葬儀・告別式の前夜に、遺族・親族や所縁のある人々が集まり故人の冥福を祈り、別れを惜しみます。

通夜の日程と注意点

斎場の空き状況

一般的には亡くなった翌日に、弔問客を迎えてのお通夜を行い、翌々日に葬儀・告別式という日程が組まれますが、葬儀・告別式は火葬場が予約できる日でないといけないので、必然的にお通夜は、火葬場の予約が取れた前日にということになります。火葬場は混雑している場合があり、2~3日待たなければならないこともあります。

友引の風習

友引とは、暦にある歴注の「六曜」というものの一つで、物事を行うのにふさわしい日か、そうではない日かを定めているものです。
字面から「友を引く」、親しい人が冥界へ引き寄せられることが連想することから、「友引」の日は、葬儀を行わない方がよいと言われます。実際に市営・町営などの斎場は、友引の日は休業している場合が多いので注意しましょう。

一般的な通夜の流れ

通夜の準備

1.葬儀事前打ち合わせ
2.葬儀会社が斎場設営、遺体を納めた棺を安置
3.参列者の相談と指示・供花贈呈者の記録
4.参列者に渡す礼状・返礼品の準備と確認
5.世話役の確認(案内・受付・会計・返礼を渡す係など)

当日受付

当日受付は世話役が担当。それぞれの配置につき、通夜開始時刻の30分前から受付ができるようにします。

【前列】受付係担当・・・芳名カードと香典を参列者から預かる。
【後列】会計係担当・・・芳名カードと香典を照合し現金管理をする。参列者の手荷物を預かる場合もあります。

「半通夜」と式の時間

現代では、「半通夜」と呼ばれる短時間で終了する通夜のスタイルが一般的になっています。このため、通夜にかかる時間は短くて1時間、長めで2時間前後が一般的です。だいたい18時ごろから通夜は執り行われるケースが多いです。
通夜の開始時刻より約15分前に親族が着席し、その5分後に弔問客が着席するように案内されます。

通夜全体の時間

弔問客の数などによって通夜全体にかかる時間は異なりますが、通夜の後に行われる通夜振る舞いを含めれば「約3時間前後」です。

一同着席、僧侶入場

1.遺族の着席。
2.通夜開始時刻に葬儀社担当者の呼び込みがかかり僧侶が入場、通夜の開始

遺族・参列者の席順

喪主を筆頭に、故人との血縁の近さと家族単位で席順を決めるます。一般的に、祭壇に向かい右側に遺族が、左側に葬儀委員長や職場関係者、親しい友人などが座ります。

読経、焼香

僧侶による読経は30分程度行われます。斎場によっては、長時間の正座が必要な場合があります。僧侶もしくは葬儀社担当者の誘導により、焼香が始まります。席順通りに、喪主、親族、参列者と焼香を続けます。喪主は一般参列者に黙礼をします。

法話

読経、焼香のあと、僧侶から法話や説教がある場合があります。遺族や着席の参列者はそのまま法話を聞き、世話役は焼香の済んだ参列者を、通夜振る舞いの会場に誘導などを行います。

僧侶退場、喪主挨拶

僧侶は読経、法話を終えた後、退席。遺族はその場でお辞儀をして僧侶を見送ります。僧侶が退場したら、喪主は参列者に挨拶を行います。参列への感謝を伝え、通夜振る舞いの席に誘導し、翌日の葬儀の時間も案内します。

通夜振る舞い

通夜式の後、喪主から参列者への感謝の意味を込めた「通夜振る舞い」を始まります。通夜振る舞い自体は1時間から2時間程度。弔問客ごとに随時散会するケースがほとんどです。
遺族は酒や料理で参列者をもてなし、参列者と共に故人を偲びます。通夜振る舞い参加数は、通夜開始前の打ち合わせでおおよその数を考え、葬儀社を通して飲み物と盛り合わせ料理などを準備します。ある程度の時間になったら、喪主は時間を見計らい、閉めの挨拶という流れになります。

棺守り

通夜振る舞い終了後、参列者や世話役が退出し、遺族だけの「通夜」となります。
夜を通して、灯明と線香の火を絶やさず、お棺に付き添う本来の意味である通夜で、「棺守り」と言います。高齢のご遺族などへの配慮を優先し、この儀式は夜通し付き添える方で行います。

通夜のみの参列について

現代の通夜は日中に行われるのが一般的になった「告別式」が一番の故人追悼の場となりました。その理由として、多くの方が仕事上の理由などで、時間的参列するのは困難と言う人が増えているという事があげられます。
しかし、告別式に出席しないのはマナー違反ということではなく、近年では通夜にのみ参列するケースが多く葬儀マナーも柔軟になっています。ただし、地域の習慣などや、葬儀のスタイルや宗派、喪家などによって考え方は違うので不安であれば事前に確認するとよいでしょう。

通夜式参列のルールと流れ

必要なものの確認とマナー

略式喪服とアクセサリー

遺族は喪服か準喪服を着用。参列者の場合は冠婚葬祭に対応したブラックフォーマルかスーツを着用すると良いでしょう。
黒を基調として、肌の露出が少なく目立たない服装を心掛けて下さい。女性の場合、スカートは素肌をさらさず黒のストッキングを着用。女性のお化粧は派手にならず自然なもの、ネイルや香水、アクセサリーは避けて下さい。真珠のネックレスに限っては1連のデザインに限って着用しても良いとされています。
※数珠は持っている人は持参してください。

香典(地域によっては「新生活」)

香典にするお札は新札でないものを用意して香典袋に包み、更に会場へ持参する際には袱紗(ふくさ)に包んでおきます。会場に着いたら受付でお悔やみを述べて係の人に袱紗から取り出した香典を渡しましょう。記帳をしてから会場に入り、焼香が始まっていたら順番を待って焼香を行います。

通夜参列者の焼香

1.焼香は遺族や親族に一礼して、祭壇へ一礼し、合掌してから始める。
2.右側にある抹香を親指・人差し指・中指を使ってつまみ、手を裏返して目と同じ高さに持ち上げる。指先を擦りながら抹香を香炉へ落とす。
3.2の動作を3回繰り返して、その場で合掌。祭壇と遺族に一礼して席に戻るか退場。

お悔やみの言葉

「ご愁傷さまです」
「○○(故人のお名前)さんの生前には大変よくして頂きました」
「お力落としのないように」など

遺族が側にきて対面した場合、お悔やみの言葉を伝える必要もあります。上記にあげた言葉など遺族を思いやる言葉を添えられるとより良いです。

通夜振る舞いに呼ばれた場合

通夜振る舞いは供養のために行われるので、一口でも料理や飲料を頂きのがマナーです。

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