家族葬コラム

家族葬のひびきが葬儀マナーから雑学、豆知識、葬儀に関する疑問の解決策まで様々な内容をお届けします。

作成日2019.06.16

カテゴリー葬儀-葬式

葬儀の時間

葬儀はどのくらいの時間がかかるものなのか?と尋ねられる場合があります。
特に葬儀というものは急に行われる場合がほとんどです。葬式に不慣れな方には普段の生活やお仕事もあるわけですから、どのくらい時間かかるかわからないとご自身の仕事の都合も立てる事ができず不安も多い事でしょう。
今回は一般的な仏式葬儀の場合を例にして、葬儀の流れを追いながら葬儀自体の所要時間やスケジュールなどをご紹介していきます。

葬儀の時間とスケジュール

葬儀は約2日間行われる

葬儀は一般葬の場合、1日目に通夜、2日目に葬儀・告別式がが執り行われるのが通例です。ご遺族や参列者の都合に合わせて式次第を変更することもあります。葬儀の日程を決める際には、まず火葬炉のスケジュールを確認し、空き時間を抑えてから、僧侶の都合、式を行う会場の空き状況なども考慮されます。
下記でご紹介するタイムスケジュールは一般的な仏式を例に則ったもので、お通夜や告別式など、いくつかの式次第を短縮する場合もあり、それによって所要時間も変わります。

葬儀の日程と時間

葬儀一日目(納棺~通夜式)

お通夜の所要時間は儀式だけなら1時間くらい
お通夜の所要時間は、儀式だけなら1時間くらいとなるのが一般的です。その後は弔問客の人数により焼香時間が変わります。

納棺 ~17:00
ご自宅や霊安室に安置していたご遺体を棺にお納めします。
納棺には、特に決められた時間帯はありませんが、お通夜までに行います。

通夜 18:00~19:00(約1時間程度)
「お通夜」とは、故人のご遺体に寄り添って供養し、別れを告げる場です。
本来は遺族が「夜を通して」故人と共に最期の夜を過ごすのが習わしでしたが、現在では日暮れから数時間ほどの儀式を設ける「半通夜」が多くなっています。夜間に開催するお通夜は、日中に執り行う葬儀・告別式へ参列できない方が駆けつける場でもあります。お通夜の開始時間は、18時か19時が一般的です。受付開始は通夜の開始30分~1時間ほど前に始まります。遺族・親族は1時間前には会場に到着し、控室で待機します。弔問客は、通夜が開始される15分くらい前に集まり、遺族・親族も、開始15分前には会場に着席します。
最近では宗教者(僧侶)との調整を済ませた上で通夜を簡略化する場合も多いです。ただ夜間に行われる通夜は、一般の参列者にとって参列しやすいタイミングでもあるため、日取りには注意しましょう。

通夜振る舞い 19:00~20:00
通夜式終了後、そのまま通夜振る舞いに移行します。通夜振る舞いには、故人が生前お世話になった方に参加をお願いします。時間は1時間程度です。
通夜ぶるまいでは、よほどの緊急の用がある以外、弔問客は箸をつけなければならないとされています。

棺守り 20:00~
通夜振る舞い終了後、参列者や世話役が退出し、遺族だけになった時に本来の意味での「通夜」となります。そして夜を通して、灯明と線香の火を絶やさず、お棺に付き添うのが「棺守り」です。

葬儀二日目(遺族集合~葬儀・告別式~収骨)

二日目に執り行う儀式は、朝から昼過ぎ頃まで行われることが多いです。葬儀二日目のスケジュールは、斎場(火葬場)の空き状況に合わせて変動します。

遺族集合 9:00~10:00
9時頃を回ったところで参列者の受付を始め、控室へ案内。この間に喪主は宗教者(僧侶)に挨拶し、必要であれば当日の打合せを済ませます。
身内の方は葬儀・告別式開始の1時間以上前に会場に到着し、集合時間などは葬儀社の担当者から案内がありますので、その進行に従います。
参列者の場合、一般的に受付は開式の30分前から行われます。葬儀式場に到着したら、順次受付を済ませて着席していきます。着席する場所については、祭壇に向かって右側に親族、左側にそれ以外の参列者の方が座るのが一般的です。ただし地域の慣例や、式場のつくりなどによっても異なります。地域の慣習も含め式の行い方などがわからない場合、担当の葬儀スタッフに相談すると良いでしょう。

葬儀と告別式 10:00~11:00
仏教式の「葬儀」とは、宗教者による読経や、参列者の焼香によって故人の死後のご冥福を祈る宗教儀礼のことですが、「告別式」は、故人との最期の別れを済ませる場です。どちらも故人との離別と供養の儀式ですが、「葬儀」は宗教儀礼としての意味合いが強く、「告別式」は宗教の別を問わない、遺族・親族とのお別れの場としての役割があります。

出棺 11:00~11:30
葬儀や告別式が終了したら、祭壇から棺を降ろして出棺の準備を始めます。火葬を近親者で行う場合、一般参列者は出棺を見送って解散することも多いです。
棺の内側に「別れ花」を入れたり、故人のお顔を見納める機会でもあります。出棺の準備が整ったら6人程度で棺を持ち、霊柩車へ運びます。

火葬 12:00~13:30前後
霊柩車に運び入れた棺と一緒に、遺族・親族も同行。斎場に到着したら、火葬炉の前で焼香を行い、棺を荼毘(だび)にふします。
一般的に1~2時間程度の時間がかかりますので、それまで控室などで時間を過ごします。

収骨 ~14:00
荼毘が済むと、火葬場スタッフから呼び出しが入り、火葬炉の前に集合。近親者で御骨を拾って、骨壺の中にお納めします。
その後、スケジュールによっては繰り上げの初七日法要を行ったり、精進落としの料理の席を設けることも多いです。最後に宗教者のことばを聴いて、お葬式の式次第は終了です。

ゆとりを持った故人との最後の時間

今では葬儀への意識への多様化により、様々な葬儀の形があります。
伝統的な「一般葬」の形から、大規模なお葬式の「社葬」「合同葬」、家族だけで行う「家族葬」、ひっそりと内密に行う「密葬」、お通夜とお葬式を1日で済ませる「1日葬」、お葬式をしないで火葬のみで行う「直葬」、そして信仰している宗教に基づいた「宗教葬」などがあります。故人とのお別れに重きを置いた「無宗教葬儀・自由葬」もあります。
この多様化の背景には、いざ身内の葬儀となると、遺族・親族は故人を偲ぶ時間がなく、葬儀に追われがちです。葬儀後に落ち着いた時に初めて故人を振り返り、葬儀の時にこうしておけばよかった…と後悔の念を残される方が多くあるということがあげられます。

遺族が一番大事にしたいものは「故人とお別れする」時間

現代では「家族葬」のように遺族・親族だけで葬儀を行うことによって、参列者への配慮や気遣いに追われない、遺族が故人を思い、しっかりお別れをする時間を設けることを重視する傾向があります。最近では、一般的なお葬式の形式にとらわれない自由葬なども増えています。葬儀の形は様々ある分、家族間の事情も様々ありますが、故人をお別れに後悔を残さない、故人としっかりとお別れのできる時間を設けられる葬儀を心がけることで、故人にとっても、遺族・親族にとっても良い葬儀が行われることでしょう。

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