お葬式コラム

2024.03.28

葬儀の受付のお礼はどうすればいい?心付けの料金相場とマナー

葬儀-葬式

 

葬儀では、主たることは葬儀会社が取り仕切ってくれますが、遺族や周囲で協力し合わなければならないこともあります。

葬儀の受付係がそのひとつ。葬儀の主催者は、信頼のおける方に受付係をお願いすることになりますが、その際のお礼や対応で迷うかもしれません。

 

この記事では、葬儀で受付係を引き受けてくれた方へのお礼の相場とマナー、受付係の具体的な仕事について解説します。

大切なお葬式を滞りなく進めるための参考になれば幸いです。

 

葬儀の受付係を引き受けてくれた方へのお礼

葬儀の受付係を引き受けてもらった親戚や知人には、お礼をお渡しするのがマナーです。

どんなお礼をすれば良いのか、またその場合に気をつけるべきことについてみていきます。

なお、お礼について地域の慣例があるなら、それに合わせて柔軟に対応してください。

 

心付け

葬儀で受付係をしていただいた方には現金で心付けをお渡しするのが一般的です。

現金であれば、準備する側が、わざわざ品物を購入するといった手間がかからず、受け取る側の荷物にもならないというメリットがあります。

 

心付けの相場とマナー

心付けは、現金をそのままではなく、必ず無地の封筒に入れて渡します。表書きをするのであれば「お礼」または「寸志」が適当です。

一人当たり3000~5000円を包むのが相場で、基本的には個別にお渡ししますが、代表の方がいる場合などはまとめてお渡ししても構いません。

 

また、現金に代えて同額の商品券などをお渡ししても良いでしょう。

心付けに使うお札は、新札である必要はありませんが、汚れていたり欠損のあるお札を使わないのがマナーです。

 

品物

葬儀の受付をしていただいたお礼に現金を渡すのがはばかられるのであれば、品物でそれに代えます。

品物でお渡しするのであれば、現金と同じく3000~5000円相当の品物が適当です。

 

品物の選び方とマナー

不祝儀では、後に残らない「消え物」をお渡しするのがマナーです。

消え物とは、お茶、コーヒー、紅茶、タオル、洗剤など使ってなくなるものをいい、できれば少し日持ちするものが望ましいでしょう。

 

品物には「かけ紙」をかけますが、黒白の結び切りまたは黄白の結び切りで、表書きは「お礼」または「寸志」として、喪主の名前を記します。

品物の選び方や、かけ紙の書き方に不安があるなら、葬儀社スタッフまたは百貨店に相談すると安心です。

 

食事

お通夜や葬儀・告別式の後は精進落としが振る舞われます。

参列者を食事でもてなすためにもうけるのですが、そこに葬儀の受付をお願いした方を招くのもお礼の方法のひとつです。

場合によっては、食事に加えて心付けや品物を渡してもよいでしょう。

 

葬儀の受付係の方にお礼を渡すタイミング

お礼で難しいのは渡すタイミングです。お相手の負担にならず、失礼のないタイミングでお礼を渡せるのが理想です。

いくつかポイントをあげますので、良いときを見計らってスマートに振る舞いましょう。

葬儀の受付係の方にお礼をいつ渡せばよいのかについて解説します。

 

葬儀の前

葬儀の受付をしてくださった方へのお礼は、お通夜の受付開始前にお渡しするのがひとつです。

葬儀の受付係を引き受けた方は、一般の参列者より早い時間に会場について、事前に遺族と簡単な打ち合わせをします。その際に渡しておくと良いでしょう。

 

遺族や親族は、葬儀が始まると慌ただしくなり、後でやろうとしていたことが抜けてしまうこともあります。

また、受付係の方が、遺族に気を遣わせないよう葬儀が済めばすぐに帰られることもあります。

葬儀が始まれば、遺族や親族は細かいことに気を回す余裕がないこともありますので、やるべきお礼は先に済ませておくと安心です。

 

葬儀の後

葬儀の前にお礼をお渡しできないのであれば、葬儀・告別式が終わってからのお渡しでも構いません。

お相手に確実にお渡しするために、タイミングを確認しておくか、お食事の席で渡すなどを事前に考えておきましょう。

受付の方が帰られるときに一声かけていただけるよう、先にお伝えしておいてもよいでしょう。

 

後日改めて

葬儀・告別式の当日に受付のお礼をお渡しできなかったのであれば、後日のお渡しでも構いません。

その場合は、改めて連絡を取るようにするか、次に会うタイミングにお渡ししてもよいのですが、あまり日が経過すると失礼になります。

できるだけ、近い日にちで調整し、遅くなったお詫びを添えて渡すのがマナーです。

 

葬儀の受付係の方への対応で気をつけること

葬儀の受付係は、先方のご厚意で引き受けていただいていることです。

拘束時間が長く、責任ある仕事を任されるなど、負担のかかる任務です。

そのことを理解して、受付係の方には感謝の気持ちをこめて接するようにしましょう。

お相手に無理を強いることのないよう、思いやりを持って対応するのが望ましいといえます。

 

短時間の受付係にもお礼は必要なのか

葬儀の受付係は、基本的に通夜と葬儀・告別式を通して同じ方にお願いします。

しかし、中にはお相手の都合などで、1日だけや交代で対応してもらうケースもあります。

そのように、短時間や部分的に仕事をお願いする方にも、お礼はほかの方と差をつけずに同じようにするのが通常です。

 

葬儀の受付係の仕事の内容

葬儀の受付係をお願いするにあたり、やってもらう仕事内容を把握しておきましょう。

葬儀の受付係は、葬儀主催者側の代表として、参列者に対応するのがその役割です。

 

まず、受付に来られた参列者に挨拶をして芳名記録の記載を案内します。香典を受け取ってから、返礼品を渡します。

受付では、クロークの場所を尋ねられたり、遺族への取り次ぎをするなど、参列者の問い合わせに応じてその対応が必要です。

その後、芳名記録と香典をまとめて喪主に渡し、受付を閉めるまでが主な役割です。

 

葬儀の受付係は誰に頼めばよいのか

葬儀の受付係の仕事は、煩雑で重責です。

葬儀の受付は一人ではなく、参列者の対応で席を外れる可能性などを考慮して、通常2~3名で行います。

芳名記録は、遺族が後でお礼をするときなどに使う大切な記録です。もれなく受け取り、丁寧に扱うことが求められます。

また、香典は現金そのものですから、それを預かることの負担があります。

受付には、全ての参列者が訪れて質問や、取り次ぎの依頼を受けることがあることから、それに柔軟に応える必要があるでしょう。

 

そんなことから、葬儀の受付係は信頼のおける親戚や会社関係の方にお願いするのが適当です

葬儀の受付係の必要性と役目を理解して対応くださる方にお願いすると良いでしょう。

 

葬儀の受付の依頼の仕方

葬儀の受付係は、打ち合わせのために葬儀開始の1時間程度前には来ていただき、できればお通夜、葬儀・告別式を通してお願いできる方が理想です。

先方の負担にならないよう、できるだけ早いタイミングで依頼するのが望ましいでしょう。

 

葬儀の受付係をお願いする人がみつからない場合

葬儀の受付係は、親戚や会社の関係者、近所の方など信頼できる方にお願いするのが通常です。

しかし、様々な事情から受付係がみつけられないこともあるでしょう。

 

その場合は、葬儀会社に受付代行を依頼することができます。

受付代行を依頼すれば、その料金が発生しますので、この場合は別にお礼を考える必要はありません。

 

安心・真心の家族葬はお葬式のひびきにご相談ください

お葬式のひびきでは、丁寧で心のこもったお葬式を提案いたします。

柔軟に対応いたしますので、ご遺族、故人様のご意向をお聞かせください。

ご遺族のご負担をできるだけ抑えて、心残りのない時間をお過ごしいただけますよう努めます。

 

安心と真心のお葬式はお葬式のひびきにご相談ください。

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まとめ

葬儀で受付係をお願いした方へのお礼と、受付係の方の仕事と配慮について解説しました。

葬儀は基本的に葬儀会社が業務・進行をサポートします。

しかし、中には遺族や関係者の協力が必要な場面もあり、受付の仕事はそのひとつです。

 

葬儀の受付の仕事は煩雑で、責任がかかるもの。任せる側はそれを理解して、係の方のご厚意をありがたく受け取ると良いでしょう。

そして、お礼を渡すことで気持ちを伝えてください。

 

葬儀の受付の方法や、受付係の方へのお礼は地方によって慣習が異なるケースもあります。

こちらの内容を参考に、地域の慣習と合わせて失礼のないようご対応ください。